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 「必要なのは米国で500億円、1000億円のビジネスをすること。だったら、売れそうな商品に賭けて、それを精いっぱい売ればええやないか」

 ベストは尽くす。だが、打つべき手が残っていない段階にまできたら、結果は粛々と受け入れる。悲壮感のない一生懸命さ。それが佐治の「しゃーない」なのだ。

 佐治が下した判断は当たった。間もなくミドリは米国で輸入リキュールのトップ5位に入るヒットとなり、今でも米国で年間15万ケースを売るロングセラーに成長している。

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【時代のリーダー】佐治 信忠・サントリー会長兼社長:日経ビジネスオンライン